恥も外聞も無い

無事、「ある一線」を超えられました。

「70歳就業時代」っていうのは違和感がある

ニュースで、また国会がまじめに審議しているらしいです。
70歳就業義務化を。
社会保険・年金・税制を鑑みると至極当然だと思うのですが。

ただ、社会や政治・制度、慣習がそうなったから、仕方なしに就業(労働)するのは愚の骨頂だと思っております。
5年ないし10年などの短期的には税制・年金分野では効果はあるでしょうが、これといった能力のない元サラリーマンが就業して行きつく先は地獄だけだと思うんですよ。
なぜなら、イノベーティブじゃないでしょ。そういう人材がいるのでしょうか?伝承家であれば私は大賛成です。
シュンペーターという、経済学者がいます。イノベーションの要件は複数あるのですが、ざっくりいうと、新陳代謝です。
通貨なり、テクノロジーなり。

新しい価値やベンチャーは、若い世代が発明していくものだと考えています。
なぜなら、世間知らずだから度胸があります。あと、良い意味での甘え。
そうして、産業革命以降発展してきました。
新しい価値やハイテクノロジーを生み出してきたのはベンチャー企業でした。

例えば、グーグル、フェイスブック、サムスン電子、東芝、ソニー
グローバルカンパニーを適当に並べましたが、いずれもベンチャー企業でした。

なにも、若年層をフィーチャーしているのではありません。

新しい産業がないところに高齢者を就業させようとしていることが無理があるのです。


①既存の産業に就業義務化をさせる
⇒雇用の延長や再雇用で、企業側の労務費はおそらく300万円~450万円程度でしょう

②既存産業が成長しなくなる(海外競合に比較不利になる)
⇒高齢化は意思決定とイノベーションが鈍化します。若くて優秀な競合と比べ不利になると予想できます。

③国が介入する
⇒終わった産業に国が介入するでしょう。たとえば、通信土管屋とか、たばこ産業とか、重金属とか。

④なにも感じなくなる
⇒産業の縮小と比例して国自体が縮小するので、中にいる人は特になにも感じないまま不満を言い続けながらも
何も感じなく、また何もしないでしょう。


働く立場として、弊害は、「元上司」の存在です。元上司が、戻ってくるわけです。
元号も変わろうとしているのに、旧世代の昭和な価値観が残ります。
たとえ、30代で役職者になったとしても、
「クラウド」すら活用できない(元OB)の方々に気を使う必要が出てくるわけです。
エクセルを方眼紙として使う(元OB)の方々に気を使う必要が出てくるわけです。
デバイスライフサイクルの度に呼び出してくる(元OB)の方々に気を使う必要が出てくるわけです。

そんなことに時間を取られてしまい、日本の生産性は更に落ちるわけですね。

まあ、暗い話はそのくらいにして、その状況を抜け出すにはどうすればいいのか。

正直、勉強しかない。というのが、私の結論です。

15年ほど前、輝いていたころのEUのエリート層は40代後半で大学に入りなおしてこれまでとは違う分野を勉強しなおすものだ。
と、これまた10年ほど前、大学で教授が口をすっぱく言っていたものです。
いやいや聞いていたわけですが、ほんと、この歳になるとわかってくるものです。云わんとすることが。

常に既存知識のアップデートと、新技術に対応できる「余裕」を備える必要があるんです。
どうせ、今の職業はAIにとられます。
で、どうするか。現状の既存専門性をベースにして新技術や新産業に対応する必要があると同時に、別の専門性を取り入れる必要があると思えます。

これまで、営業としてキャリアをしてきたなら、営業(コミュニケーションコストの削減という超絶スキル) × プログラミングなり、英語なり、会計なり。
おそらく、それらの入り口までたどり着く、時間のコストは1,000時間程度だと思います。
可能性が広がりますね。そして、本題、

そういうことを続けられる人間は
70歳時点で、就業せずに、自分で仕事をしている。

私が言いたかったのは、そういうことです。